肛門科

肛門科

痔には、大きく分けると、いぼ状のはれができる「いぼ痔(痔核)」、肛門の上皮が切れる「きれ痔(裂肛)」、肛門に膿のトンネルができる「痔ろう」の3種類があります。
このうち、いぼ痔には、肛門内部にできる「内痔核(ないじかく)」と、肛門の外側にできる「外痔核(がいじかく)」とがあります。直腸粘膜側の組織には知覚神経が通っていないため、肛門内部にできるいぼ痔(内痔核)では痛みを感じないのですが、歯状線より下の皮膚部分には知覚神経が多く通っていますのできれ痔(裂肛)や、肛門の外側にできるいぼ痔(外痔核)では痛みを生じる事があります。このように痛みの有無で痔のおおよその位置がわかります。
また、歯状線にあるくぼみに細菌が侵入して感染し、化膿した膿がトンネルを作って貫通すると、「痔ろう」になります。
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肛門科では、痔の診察、治療を専門的に行っております。

イボ痔(内痔核、外痔核)、あな痔(痔ろう)、切れ痔(裂肛)、かゆみ等、全ての肛門病に対応しています。
治療は、投薬治療、ジオン注射(硬化療法)、手術など、どの治療法が良いか、患者様の病状を診察させて頂き、そしてライフスタイルを考慮した上ご提案をさせて頂いております。投薬治療、排便習慣・生活習慣の改善により症状が気にならない程度まで改善することも多々あります。しかしながら、手術をしないと改善が見込めない場合もあります。
痔は決して恥ずかしい病気ではありません。日本人成人の3人に1人は痔を患っています。そして、痔=手術ではありません。当肛門科では月に1000名前後の患者様にご来院頂いておりますが、手術が必要な方は5%弱です。薬も必要なく、生活習慣の改善だけで症状が軽快することもあります。痔でお悩みの方は是非一度御来院下さい。

患者様のプライバシーを尊重しております。

診察ではプライバシーにも十分配慮しております。診察室は防音になっており、受付、お会計の際に病名を申し上げることもございませんのでご安心下さい。

手術について

手術以外の治療では症状の改善が見込めない患者様の為、当院では日帰り手術をお受けいただける体制を整えています。あらゆる肛門疾患に対応できるよう、医療技術、医療機器を充実、レーザーメス等の最新機器を完備しております。高度なイボ痔(内痔核、外痔核)、あな痔(痔ろう)、切れ痔(裂肛)にもすべて日帰り手術にて対応しています。手術は無痛、手術後の痛みも内服薬によりしっかりと調整・管理させていただいております。手術時間は平均20分程度、術後個室でお休みいただきご帰宅。その後、おおよそ3~4回の通院で治療は終了となります。

 

麻酔について

当院では痛くない日帰り手術を可能にするために仙骨硬膜外麻酔という方法で麻酔を行っています。お尻の割れ目の少し上方に注射をして硬膜外腔という所に局所麻酔薬を注入することにより、肛門周囲の痛みを完全に取り除く方法です。他の方法に比べると手技的に熟練を要する麻酔ですが、尿閉(排尿困難)などの合併症をおこさず、安全で、麻酔の効果は1時間程で切れますので、安心して御帰宅頂けます。

イボ痔(内痔核・外痔核)の手術

結さつ・切除術、ジオン注射治療を施行しております。結さつ・切除術にはレーザーメスを使用いたします。レーザーメス使用の利点としましては、繊細で正確な手術を施行できることで、結果として手術に伴う出血・腫れ・痛みが非常に少ないことがあげられます。

痔ろうの手術

一次口(肛門の奥の痔ろうの入り口)をしっかりと確認し、状態に応じて切開開放術、括約筋温存術、シートン法から最も適した手術を選択し、肛門機能を損なわない手術を実施しております。

切れ痔(裂肛)の手術

薬物療法で調整ができない裂肛に関しましては肛門括約筋の緊張を改善する手術である側方内括約筋切開術(LSIS)を施行しております。

手術費用について

  • 当院では痔の日帰り手術の際、最善の治療を目的とし自由診療とさせて頂いております。レーザーを使用することにより術後の問題点である痛み、出血を最大限に抑制することに特化し、患者様のニーズ、ライフスタイルに応じた治療をお受けいただいております。保険診療の制限を越えた最良の手術・サポート・オーダーメードの治療プロセスをご利用頂けます。費用に関しましては、病状で異なる為(おおよそ5~25万円)、診察の際詳しく説明させて頂きます。
    *保険診療での手術や入院での手術を御希望される場合は適切な専門医を紹介させて頂きます。
  • 生命保険の手術給付金の対象となる場合がほとんどです。確定申告の際の医療費控除も行えます。
  • クレジットカードのご利用も可能です。